【マイクラ】MODサーバーの立て方!3ステップで解説

Java版のマイクラは、MODを導入できるところが魅力の一つです。

マルチプレイ用のサーバーにMODを入れれば、友達とひと味違うマイクラを楽しめます。

ただ、サーバーにMODを導入する方法が分からず、困っている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、初めての方でも迷わないMODサーバーの立て方を3ステップで解説します。

アサダ

この記事は次のような人におすすめ!

  • 友達とMOD入りのマルチプレイ環境で遊びたい
  • サーバーにMODを導入する方法が分からない
  • 上手くいかない場合の原因と対処法を知りたい

この記事では、サーバーへのMODの導入が上手くいかない原因と対処法も紹介しています。

現在、MODサーバーの構築に苦戦している場合、解決の糸口が見つかるかもしれません。
ぜひチェックしてください。

メモ

基本的に統合版のマイクラは、MODで遊べません。
この記事では「Java版」を前提に、MODサーバーの立て方を解説します。

MODサーバーとは

MODサーバーとは、MODを導入したマルチプレイサーバーのことです。

MODは、Java版のマイクラにのみ導入できる非公式の拡張プログラム。
本来のマイクラにはない、以下のような要素を追加できます。

MODの導入でできること
  • 新しいモブキャラの追加
  • 新しいブロックの追加
  • 武器や防具の追加
  • モンスターに乗れるようになる
  • 描写をリアルにできる
  • 電力など、エネルギーの概念の追加

MODサーバーを立てれば、上記のような要素が適用されたワールドでマルチプレイを遊ぶことが可能。

マルチプレイの自由度がグンと上がるので、ぜひMODサーバーの構築に挑戦してみてください!

MODサーバーでマルチプレイを遊ぶ条件2つ

MODサーバーでマルチプレイを実現するには、以下2つの条件をクリアしなければいけません。

MODサーバーでマルチプレイを遊ぶ条件2つ
  • 参加サーバーと同じMODを導入する
  • よりスペックの高いサーバー環境を用意する

参加サーバーと同じMODを導入する

MODサーバーで遊ぶ場合、参加プレイヤー(クライアント)のマイクラにも「MODサーバーと同じMOD」を導入しておく必要があります。

サーバーにだけMODを導入すればよいわけではありません。

エラーの原因になるので、参加プレイヤーは事前にMODサーバーと同じMODを導入しておきましょう。

なお、クライアントへのMODの入れ方については、以下の記事で解説しています。

よりスペックの高いサーバー環境を用意する

通常のマルチサーバーに比べ、MODサーバーには高いスペック(性能)が必要です。

MODサーバーのスペックが足りないと、満足にマルチプレイできないおそれがあります。

たとえば、通常のマルチサーバーであれば、2GBのメモリ容量でも問題なくマルチプレイが可能。
ただし、MODサーバーだと、導入するMODによっては動作が難しくなるかもしれません。

MODサーバーを構築する場合は、4GB以上のメモリ容量を備えるサーバー環境を用意しましょう。

【3ステップ】MODサーバーの立て方

それでは、弊社の『Xserver GAMEs』を使った、MODサーバーの立て方を解説します。

アサダ

『Xserver VPS for Game(旧名称:Xserver for Game)』をご契約予定、ご利用中の方は、こちらをご覧ください。

『Xserver GAMEs』とは、マルチプレイ専用のゲームサーバーのこと。
画面の案内どおりにクリックしていくだけで、簡単にMODサーバーを立てられます。

なお、この記事で紹介する手順の環境や導入するMODは、以下のとおりです。

手順の環境
  • OS…Windows10
  • バージョン…1.19.3
  • 導入するMOD…Hostile Mobs and Girls

各ステップを見ていきましょう。

メモ

「マイクラサーバーへの理解を深めるために一から立てたい」という方は、「【参考】一からMODサーバーを立てる方法」をご覧ください。
ただ、難易度が高く手間もかかるため、初めてMODサーバーを立てる方には『Xserver GAMEs』のご利用をおすすめします。

ステップ1:Xserver GAMEsに申し込む

はじめに、『Xserver GAMEs』のお申し込みを進めましょう。

アサダ

『Xserver GAMEs』をご利用中の場合は、「ゲーム変更」を実行してください。
詳しい手順は、こちらで解説しています。

STEP1
Xserverアカウントを作成する

まずは『Xserver GAMEs』のお申し込みフォームから、「Xserverアカウント」を作成してください。

画像:Xserver GAMEsのお申し込みフォーム
STEP2
ゲームの種類とプレイ人数を選択する

「Xserverアカウント」の作成が完了すると、ゲームサーバーのお申し込みに進みます。

画像:Xserver GAMEsのお申し込み

以下の表を見ながら、各項目を入力しましょう。

項目説明
利用するゲーム「Minecraft」を選択してください。
ゲームの種類・バージョン「Minecraft Forge」を選択してください。
バージョンは、導入するMODと合わせましょう。
※今回は、「Minecraft Forge 1.19.3」を選択します。
プレイ人数(目安)任意のプレイ人数を選択してください。
ゲームサーバー名デフォルトのままで問題ありません。
サーバーの契約期間任意の契約期間を選択してください。
「30日以上」でご契約いただくと、月額料金が割引されるためお得です。
Minecraft Forgeとは

マイクラにMODを導入するためのシステムです。 「ベースMOD」「MODローダー」などと呼ばれ、MOD同士の干渉を防ぐ役割があります。

入力が完了したら、「Xserver GAMEs利用規約」にチェックを入れて、お申し込み内容を確認するをクリックしてください。

画像:Xserver GAMEsのお申し込み(入力後)
STEP3
お申し込み内容を確認する

入力内容を確認して、問題なければお支払いへ進むをクリックします。

STEP4
お支払い方法を選択する

「クレジットカード」「あと払い(ペイディ)」「プリペイド決済」のいずれかの方法でお支払いを進めてください。

以上で、『Xserver GAMEs』のお申し込みは完了です。

Xserver GAMEsをご利用中の場合は

『Xserver GAMEs』をご契約済みで、「Minecraft Forge」以外のゲームを遊んでいる場合は、「ゲーム変更」を実行しましょう。

STEP1
ゲームパネルにアクセスする

まずは、『Xserver GAMEs』のゲームパネルにアクセスしてください。

画像:ゲームパネル
STEP2
ゲームの種類を変更する

ゲームパネルの左側メニューより、ゲーム変更をクリックします。

画像:「ゲーム変更」をクリック

「Minecraft」の変更するをクリックしましょう。

画像:ゲーム変更

「変更後のゲーム」のプルダウンをクリックして、「Minecraft Forge」を選択します。

画像:「Minecraft Forge」を選択

ゲームを選択したら、ゲームを変更するをクリックしてください。

画像:「ゲームを変更する」をクリック

5分~10分ほど待つと、ゲーム変更が完了します。

以下のとおり、「Minecraft Forge」のゲームパネルに変わればOKです。

画像:「Minecraft Forge」のゲームパネル

ステップ2:MODをダウンロードする

続いて、『Xserver GAMEs』に導入するMODを準備しましょう。

この記事では、『Hostile Mobs and Girls』というMODを導入していきます。

Hostile Mobs and Girlsとは

40以上の敵モブを追加するMODです。
メイドやゴーストなど、ユニークな敵モブが追加されます。

ダウンロードページより、『Minecraft Forge』と同一のバージョンを入手しましょう。
※今回はバージョン1.19.3

アサダ

『Minecraft Forge』とMODのバージョンが異なると、エラーの原因になるので注意してください。

まず、Filesをクリックします。

画像:「Hostile Mobs and Girls」のダウンロードページ

All Game Versionsをクリックして、「1.19.3」を選択しましょう。

画像:バージョンの選択

一番上のをクリックして、「Download file」を選択してください。

画像:「Download file」をクリック

ダウンロードが完了したらOKです。

ステップ3:Xserver GAMEsにアップロードする

先ほどダウンロードしたMODを『Xserver GAMEs』にアップロードしましょう。

STEP1
ゲームパネルにアクセスする

まずは、『Xserver GAMEs』のゲームパネルにアクセスするため、ログインページを開きます。

ご契約時に設定した「メールアドレス」と「パスワード」を入力してください。

画像:ログインページ

ゲーム管理をクリックしましょう。

画像:「ゲーム管理」をクリック

以下のとおり、ゲームパネルにアクセスできたらOKです。

画像:ゲームパネル
STEP2
ファイルマネージャを開く

『Xserver GAMEs』には「ファイルマネージャ」の機能が備わっており、手軽にMODをアップロードできます。

ファイルマネージャとは

ブラウザ上でファイルをアップロードしたり削除したりできるツールのことです。

ゲームパネルの左側メニューより、MOD追加をクリックしましょう。

画像:「MOD追加」のクリック

Modをファイルマネージャーでアップロードするをクリックしましょう。

画像:「Modをファイルマネージャーでアップロードする」をクリック

「ファイルマネージャ」が開けばOKです。

画像:ファイルマネージャ
STEP3
MODをアップロードする

「ファイルマネージャ」が開けたら、アップロードをクリックしましょう。

画像:ファイルマネージャ

先ほどダウンロードしたMODを選択したあと、アップロードをクリックしてください。

画像:「アップロード」をクリック

一覧にMODが追加されたら、×ボタンでファイルマネージャを閉じてください。

STEP4
MODサーバーを再起動する

『Xserver GAMEs』を再起動すると、導入したMODが適用されます。

ゲームパネルに戻って、ゲームの操作をクリックしてください。

画像:「ゲームの操作」をクリック

再起動をクリックすれば、『Xserver GAMEs』を使ったMODサーバーの構築は完了です!

画像:「再起動」をクリック

Xserver VPS for GameでMODサーバーを立てる手順

Xserver VPS for Game(旧名称:Xserver for Game)』では、「Minecraft(Forge)」というテンプレート(アプリイメージ)を使うことで、簡単にMODサーバーを立てられます

以下は、「Minecraft(Forge)」のテンプレートを使い、MODサーバーを立てる手順です。

STEP1
Xserverアカウントを作成する

まずは、『Xserver VPS for Game』のお申し込みフォームから「Xserverアカウント」を作成してください。

画像:お申し込みフォーム
STEP2
プランとイメージタイプを選ぶ

「Xserverアカウント」の作成が完了したら、「ゲームサーバーのお申し込み」画面に進みます。

画像:ゲームサーバーのお申込み

以下を参考に、各項目を入力してください。

項目説明
プランMODサーバーを構築する場合は、4GB以上のメモリ容量を推奨しています。
特別な理由がなければ、4GB以上のプランを選択してください。
サーバーの契約期間任意の契約期間を選択してください。
「12ヶ月以上」でご契約いただくと、月額料金が割引されるためお得です。
イメージタイプ「Minecraft(Forge)」を選択してください。
バージョンは、導入するMODと合わせましょう。
rootパスワード任意のパスワードを入力してください。
忘れないようにメモしておきましょう。
SSH Key「設定しない」のままで問題ありません。

上記の入力が完了したら、「Xserver VPS for Game利用規約に同意する」のボックスにチェックを入れて、お申し込み内容を確認するをクリックします。

画像:ゲームサーバーのお申し込み(入力後)
STEP3
お申し込み内容を確認する

先ほど入力した内容を確認し、問題がなければお支払いへ進むをクリックします。

STEP4
お支払い方法を選択する

「クレジットカード」、もしくは「翌月後払い」のいずれかの方法でお支払いを完了してください。

以上で、『Xserver VPS for Game』のお申し込みは完了です。

STEP5
ゲームパネルにアクセスする

続いて、ゲームパネルにアクセスしましょう。

お申し込み時に「Minecraft(Forge)」を選択したため、すでにサーバーには『Minecraft Forge』がインストールされています。

画像:ゲームパネル(Minecraft Forge導入済み)

アサダ

『Xserver VPS for Game』をご契約済みで、「Minecraft(forge)」以外のテンプレートをご利用の場合は、「アプリ再インストール」を実行してください。

▶ 『Xserver VPS for Game』マニュアル「アプリ再インストール」

STEP6
マインクラフトマネージャーにアクセスする

「マインクラフトマネージャー」をクリックしてください。

画像:「マインクラフトマネージャー」をクリックする

以下のような認証画面が表示されます。
『Xserver VPS for Game』のお申し込み後に届くメールを確認して、記載されている「ユーザー名」と「パスワード」を入力しましょう。

画像:ユーザー名とパスワードを入力する

以下の画面に切り替わればOKです。

画像:マインクラフトマネージャー
STEP7
マインクラフトサーバーを停止する

MODを導入するには、一時的にサーバーを停止する必要があります。

「マインクラフトサーバー」の停止をクリックしましょう。

画像:マインクラフトサーバーの「停止」をクリックする
STEP8
MODを導入する

サーバーを停止したら、上部のMODタブをクリックしてください。

画像:MODタブをクリックする

MOD追加をクリックします。

画像:「MOD追加」をクリックする

ファイルを選択をクリックして、任意のMODファイルをアップロードしましょう。

画像:MODをアップロードする

アップロードが完了したら、追加をクリックします。

画像:MODを追加する

以下のとおり、MODファイルが追加されていればOKです。

画像:MODファイルが追加されていればOK
STEP9
サーバーを起動して完了!

最後に、サーバーを起動しましょう。

「各種設定 / 情報」タブをクリックして先ほどの画面に戻ったら、起動をクリックしてください。

画像:「起動」をクリックすれば完了!

以上で、「Minecraft(Forge)」のテンプレートを使った、MODサーバーの構築は完了です!

MODサーバーに接続してみよう

MODサーバーの構築が完了したら、実際に接続してみましょう。

STEP1
クライアント版のMinecraft Forgeをインストールする

MODサーバーに接続するためには、各参加者のPC(クライアント)にも『Minecraft Forge』をインストールする必要があります。

クライアントに『Minecraft Forge』を導入する手順は、以下のとおりです。

Minecraft Forgeの導入手順
  1. 一度マイクラを起動する
  2. Minecraft Forgeをダウンロードする
  3. Minecraft Forgeをインストールする
  4. JDKをインストールする
  5. Minecraft Forgeのゲームディレクトリを編集する
  6. Minecraft Forgeを起動する

詳しい手順は、以下の記事で解説しています。

STEP2
MODを導入する

各参加者(クライアント)は、MODもローカル環境に導入しなければいけません。

『Minecraft Forge』のインストールで生成される「mods」フォルダに、サーバーと同じMODを導入してください。

アサダ

サーバー側とクライアント側のMODでバージョンが異なると、エラーの原因になります。

すべての参加者に同じバージョンのMODを導入してもらいましょう。

クライアント側の「mods」フォルダは、デフォルトだと以下のパスに生成されます。

デフォルトのパス

C:¥Users¥TarouYamada¥AppData¥Roaming¥.minecraft¥mods

ここにMODを導入しましょう。

画像:「mods」フォルダにMODデータを入れる

ちなみに、「mods」フォルダが見当たらない場合は、以下の手順でパスを確認できます。

「mods」フォルダのパスを確認する方法
  1. 「マインクラフトランチャー」を起動する
  2. 「Minecraft Forge」を選択した状態で「プレイ」をクリックする
  3. スタート画面で「Mod」をクリックする
  4. 左下の「Modフォルダーを開く」をクリックする
STEP3
Minecraft Forgeでマルチプレイを始める

参加者側の準備が整ったら、MODサーバーでマルチプレイを始めましょう。

「マインクラフトランチャー」を起動したあと、「Minecraft Forge」を選択した状態で、プレイをクリックしてください。

画像:Minecraft Forgeを選択した状態で「プレイ」をクリックする

スタート画面でマルチプレイをクリックします。

画像:マルチプレイをクリックする

ダイレクト接続をクリックしましょう。

画像:ダイレクト接続をクリックする

サーバーアドレスに『Xserver GAMEs』のIPアドレスを入力したあと、サーバーに接続をクリックしてください。

画像:サーバーに接続をクリックする

なお、IPアドレスはゲームパネルで確認できます。

画像:IPアドレス

サーバーに接続できて、MODの反映を確認できたらOKです!

画像:MODの反映を確認できたらOK!

【参考】一からMODサーバーを立てる方法

ここでは、弊社の『Xserver VPS』を使い、一からMODサーバーを立てる方法を解説します。

「マイクラサーバーへの理解を深めたい」という方は、チェックしてみてください。

ステップ1:OSのインストール

はじめに、「新規申し込み」もしくは「OSの再インストール」により、MODサーバーの構築に必要なOSを準備しましょう。

新規申し込み

以下、『Xserver VPS』への新規申し込みで、OSをインストールする大まかな手順です。

STEP1
Xserverアカウントを作成する

まずは、『Xserver VPS』のお申し込みフォームから「Xserverアカウント」を作成してください。

STEP2
プランとイメージタイプを選ぶ

「Xserverアカウント」の作成が完了したら、「VPSのお申し込み」画面に進みます。

画像:VPSのお申し込み

以下を参考に、各項目の入力を進めましょう。

項目説明
プランMODサーバーを構築する場合は、4GB以上のメモリ容量を推奨しています。
特別な理由がなければ、4GB以上のプランを選択してください。
サーバーの契約期間任意の契約期間を選択してください。
「12ヶ月以上」でご契約いただくと、月額料金が割引されるためお得です。
イメージタイプ「OS」タブの「Ubuntu 24.04(64bit)」を選択してください。
rootパスワード任意のパスワードを入力してください。
忘れないようにメモしておきましょう。
SSH Key「設定しない」のままで問題ありません。

上記の入力が完了したら、「Xserver VPS利用規約に同意する」のボックスにチェックを入れて、お申し込み内容を確認するをクリックします。

画像:VPSのお申し込み(入力後)
STEP3
お申し込み内容を確認する

先ほど入力した内容を確認し、問題がなければお支払いへ進むをクリックします。

STEP4
お支払い方法を選択する

「クレジットカード」「あと払い(ペイディ)」「プリペイド決済」のいずれかの方法でお支払いを完了してください。

STEP5
完了!

お支払いが完了すると、OSのインストールは完了です。

OSの再インストール

すでに『Xserver VPS』をご契約済みで、「Ubuntu 24.04(64bit)」以外のアプリイメージをご利用中の場合は、OSを再インストールしましょう。

以下は、OSを再インストールする手順です。

STEP1
VPSパネルにアクセスする

まずは、VPSパネルにアクセスしてください。

画像:VPSパネル
STEP2
サーバーをシャットダウンする

OSを再インストールするには、一度サーバーをシャットダウンする必要があります。

右上の「電源操作」をクリックして、シャットダウンを選択しましょう。

画像:シャットダウンの選択
STEP3
「OS再インストール」をクリックする

サーバーのシャットダウンが完了したら、OS再インストールをクリックします。

画像:OS再インストールをクリックする
STEP4
「Ubuntu 24.04(64bit)」を選択する

「Ubuntu 24.04(64bit)」を選択したあと、ご契約時に設定した「rootパスワード」を入力してください。

次に、確認画面へ進むをクリックしましょう。

画像:「Ubuntu 24.04(64bit)」を選択する
STEP5
「再インストールする」をクリックする

最後に、再インストールするをクリックすれば完了です!

画像:「再インストール」をクリックする

ステップ2:Javaのインストール

続いて、Javaのインストールを進めます。

まずは、VPSパネルにアクセスしたあと、右上のコンソールをクリックしてください。

画像:コンソールをクリックする

コンソールが開いたら、ログインします。
「root」と入力したあと、Enterを押してください。

その後、ご契約時に設定した「rootパスワード」を入力して、Enterを押しましょう。

画像:コンソールにログインする

アサダ

rootパスワードはコンソール上に表示されませんが、しっかりと入力されています!

以下のような画面が表示されたら、ログイン成功です。

画像:コンソール画面(ログイン後)

コンソールへのログインが完了したら、Javaをインストールします。

以下のコマンドを入力してください。

apt update && apt -y install default-jdk

画像:Javaのインストール完了

以上でJavaのインストールは完了です。

ステップ3:サーバープログラムの準備

『Xserver VPS』にMODサーバー用のプログラムを導入していきます。

コンソールでは操作が難しいため、ローカル環境で準備したのち、『Xserver VPS』にアップロードする手順で進めましょう。

以下、サーバープログラムを準備する手順です。

サーバー版のMinecraft Forgeをインストールする

まずは公式サイトより、任意のバージョンの『Minecraft Forge』をインストールしましょう。

今回は、バージョン1.19.3の『Minecraft Forge』をダウンロードします。

「Download Recommended」のInstallerをクリックしてください。

画像:「Download Recommended」の「Installer」をクリックする

以下のような広告ページに切り替わります。
5秒待ったあと、右上のskipをクリックすると、ダウンロードが可能です。

画像:「skip」をクリックする

続いて、ダウンロードしたファイルをダブルクリックで実行します。

なお、ファイルの実行にはJDKが必要なので、事前に入手しておいてください。

JDKとは

Java言語のプログラムを実行するために必要なツールです。

「Install server」を選択して、展開先を新しいフォルダの「minecraft_forge」に設定します。

その後、OKをクリックしましょう。

画像:Minecraft Forgeのインストーラー

インストールが完了したら、OKをクリックしてください。

画像:OKをクリックする

「minecraft_forge」に以下のフォルダやファイルが生成されます。

画像:インストール後に生成されるフォルダやファイル

サーバー版のMinecraft Forgeを初回起動する

ファイルが生成されたら、「run.bat」をダブルクリックで実行しましょう。

画像:「run.bat」の実行

以下のとおり、「続行するには何かキーを押してください」と表示されるので、その状態のまま×で画面を閉じてください。

「minecraft_forge」内を確認すると、追加でいくつかフォルダやファイルが生成されています。

画像:追加で生成されたフォルダやファイル

以上で、『Minecraft Forge』の初回起動は完了です。

MODデータを準備する

追加で生成された「mods」フォルダにMODデータを入れることで、サーバー側でMODが動作するようになります。

先ほどと同じく、『Hostile Mobs and Girls』というMODを導入してみましょう。

ステップ2:MODをダウンロードする」の内容を参考に、『Hostile Mobs and Girls』をダウンロードしてください。

ダウンロードが完了したら、そのファイルを「minecraft_forge」内の「mods」フォルダに移動します。

画像:「mods」ファイルへのMODデータの移動

これでMODデータの導入は完了しました。

「EULA」に同意する

サーバープログラムは、「EULA」に同意しないと動かないようになっています。

EULAとは

「End-User License Agreement」の略称で、和訳は「ソフトウェア使用許諾契約」です。
ソフトウェアの使用に関して、提供元とユーザーの間で交わされる契約のことを言います。

内容を確認したうえで、「EULA」に同意しましょう。

「minecraft_forge」内に「eula.txt」というファイルがあります。
このファイルをメモ帳などで開いてください。

画像:「eula.txt」を開く

「EULA」へのURLが記載されているので、内容を確認しましょう。

問題なければ、「eula=false」の部分を「eula=true」に変更して保存してください。

画像:「eula=true」に変更する

以上で「EULA」への同意が完了し、サーバープログラムの準備が整いました!

ステップ4:Xserver VPSへのアップロード

サーバープログラムを『Xserver VPS』の「/opt」というディレクトリにアップロードしていきます。

以下、アップロードの手順です。

STEP1
「WSL」をインストールする

Windowsの場合、VPSにデータ(サーバープログラム)を転送するには、コマンドプロンプトを使って「WSL」をインストールする必要があります。

WSLとは

「Windows Subsystem for Linux」の略称で、Windows上でLinuxを動かすことができるシステムです。

「ここに入力して検索」に「cmd」と入力したあと、管理者として実行をクリックしてください。

画像:「管理者として実行」をクリックする

コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力します。

wsl --install

画像:コマンドを入力する

「WSL」のインストールが完了したら、パソコンを再起動しましょう。
再起動後、VPSにデータを転送するコマンドが使えるようになります。

Mac OSの場合

「Dock」で「Launchpadのアイコン」をクリックして、検索フィールドに「ターミナル」と入力しましょう。
「ターミナル」が表示されるので、そちらをクリックしてください。

なお、Mac OSの場合、「WSL」のインストールは不要です。

STEP2
転送コマンドを実行する

コマンドプロンプトに、転送コマンドを入力します。

scp -r ①「minecraft_forge」フォルダのパス root@②VPSのIPアドレス:/opt/

上記は、『Xserver VPS』の「/opt/」ディレクトリにデータを転送するコマンドの構文です。

赤字の部分は、環境によって異なります。
自身の環境に合わせ、置き換えて入力してください。

たとえば、デスクトップに「minecraft_forge」のフォルダを置いているなら、以下のようなパスが考えられます。

パスの一例

C:¥Users¥TarouYamada¥Desktop¥minecraft_forge

「②VPSのIPアドレス」は、VPSパネルで確認可能です。

画像:VPSパネルでIPアドレスを確認する方法

それぞれ確認したうえで、上記の構文に当てはめてコマンドを入力しましょう。

画像:コマンドの入力

「Are you sure you want to continue connecting?」と表示されるので、「yes」を入力してEnterを押してください。

画像:「yes」のあとに「Enter」をクリックする

「rootパスワード」を入力しましょう。

画像:「rootパスワード」を入力する

すると、VPSへのデータの転送が開始します。

画像:データが転送される

データの転送が終わり次第、完了です!

ステップ5:動作メモリの設定

MODサーバーで快適にプレイするため、ご契約のプランに合わせて動作メモリを設定しましょう。

とくに2GBのプランをご契約の場合、動作メモリを設定しないと、エラーが頻発するおそれがあります。

まずは、VPSパネルよりコンソールを開いてください。

画像:「コンソール」をクリックする

以下のコマンドを入力しましょう。

nano /opt/minecraft_forge/user_jvm_args.txt

画像:コマンドを入力する

以下のような画面に切り替わります。

画像:動作メモリの設定に関する画面

末尾の「# -Xmx4G」はメモリ設定の例で、「最大4GBを指定する」という意味です。

適切なメモリ量は、ご契約のプランによって変わります。
今回は2GBのプランを例に、動作メモリを設定してみましょう。

「# -Xmx4G」の下に、以下のコマンドを入力してください。

-Xmx1G

画像:「-Xmx1G」を入力する

入力したら、変更内容を保存しましょう。

「Ctrl+X」を押すと、「Save modified buffer?(変更内容を保存しますか?)」と表示されます。
「Y」のあとEnterを押してください。

画像:変更内容を保存する

以上で、動作メモリの設定は完了です。

ちなみに、他のプランをご契約の場合は、以下を参考に動作メモリを設定しましょう。

プラン設定内容
4GB-Xmx3G
8GB-Xmx7G
16GB-Xmx15G
32GB-Xmx31G
64GB-Xmx63G
メモ

2GBのプランだと、動作メモリを設定しても快適に遊べない可能性があります。
特別な理由がなければ、4GB以上のプランをご利用ください。

ステップ6:Minecraft Forgeの起動

最後に、『Xserver VPS』にアップロードしたサーバープログラムを起動します。

VPSパネルからコンソールを開いてください。

画像:VPSパネルから「コンソール」を開く

コンソールが開いたら、ログインしましょう。

画像:コンソールへのログイン

コンソールに以下のコマンドを入力してください。

cd /opt/minecraft_forge && sh run.sh

画像:サーバープログラムを起動するコマンドを入力する

Enterを押すと、サーバープログラムが実行されます。

画像:サーバープログラムの起動

「Successfully initialized permission handler」や「Done ! For help, type “help”」と表示されれば、MODサーバーの構築は完了です。

画像:MODサーバーの構築完了

あとは「MODサーバーに接続してみよう」と同じ手順で進めれば、MODサーバーでマルチプレイが遊べます。

よくあるエラーと対処法3つ

ここでは、MODサーバーの構築で起こりやすいエラーと対処法を3つ紹介します。

「Connection refused:no further information」と表示される

画像:エラー画面(Connection refused:no further information)

「Connection refused:no further information」は、サーバープログラムが見つからなかったときに表示されるエラーです。

主に以下のような原因が考えられます。

エラーの原因
  • サーバープログラムの起動に失敗している
  • ポート開放(※)ができていない
ポート開放とは

ポート開放とは、マイクラサーバーに対する外部からのインターネットアクセスを許可する作業のこと。

とくに「サーバープログラムの起動に失敗している」は、よくありがちな原因です。
手順を見直し、抜けたり間違ったりしている箇所がないか確認してみましょう。

以下、抜けたり間違ったりすることが多い手順の一例です。

抜けたり間違ったりしやすい手順
  • サーバーに入れてはいけないMODを入れている
  • 「eula.txt」でEULAに同意していない(一からMODサーバーを立てた場合のみ)

たとえば「JourneyMap」や「影MOD」など、クライアント専用のMODを入れると、サーバーが起動しなくなります。

どれがクライアント専用のMODか分からない場合は、一つひとつ削除して原因を突き止めてください。

「タイムアウトしました」と表示される

画像:エラー画面(タイムアウトしました)

「タイムアウトしました」は、サーバープログラムには到達したものの、応答が返ってこなかった場合のエラーです。

以下のような原因が挙げられます。

「タイムアウトしました」と表示される原因
  • サーバーのメモリが足りない
  • サーバー、もしくは参加者側のネット回線が遅い

たとえば2GBのプランを利用していると、メモリ不足でエラーが起きやすいです。

MODサーバーでマルチプレイを遊ぶ場合は、4GB以上のプランを利用しましょう。

MODが反映されていない

MODの反映が確認できない場合は、サーバーの再起動を忘れている可能性が高いです。

サーバーにMODを導入したあとは、必ず再起動しましょう。

ちなみに、サーバーにMODデータが入っているものの、クライアント側(参加者側)で用意できていない場合は、「MODを導入してください」と表示されます。

まとめ

今回は、MODサーバーの構築方法に加え、よくあるエラーへの対処法を解説しました。

まとめ
  1. MODサーバーとは、MODを導入したマルチプレイサーバーのこと
  2. MODサーバーを立てる場合は、できる限り高スペックのサーバー環境を用意しよう
  3. Minecraft ForgeとMODのバージョンは揃える必要がある
  4. Xserver GAMEsなら、誰でも簡単にMODサーバーを構築できる

MODサーバーを立てれば、マルチプレイの自由度がグンと上がります。

この記事を参考に、ぜひMODサーバーの構築に挑戦してみてください!

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アサダ

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執筆:ひきこもろん
編集:アサダ

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