「マイクラでリソースパックを導入して、自分だけの世界を作りたい！」「でも、リソースパックの設定方法がよく分からない……」そんな悩みを抱えていませんか？
アサダ
この記事は次のような人におすすめ！
- マイクラでリソースパックを使いたい人
- リソースパックの設定方法が分からない人
- リソースパックをマルチサーバーに導入したい人
今回は、マイクラでリソースパックを導入する方法について、初心者向けに分かりやすく解説します。
この記事を読めば、リソースパックのダウンロードからインストール方法、マルチサーバーへの導入方法まで分かるようになりますよ！
ぜひ、最後までご覧ください。
リソースパックとは？
リソースパックとは、マイクラのテクスチャ、効果音、BGMなどを変更するためのファイル群のことです。
リソースパックを使用すると、マイクラに以下のような変化を加えられます。
- ブロックやアイテムの見た目を変更できる
- Mobの見た目を変更できる
- 効果音やBGMを変更できる
リソースパックを使えば、ふだんプレイしているマイクラの世界観を、根本から変えることも可能です。
たとえば、通常のマイクラだと粗めなテクスチャも、
以下のように高精細でキレイなテクスチャに変更することができます。
月の描写が一番分かりやすく、ただの四角のテクスチャから、
リアルの月のような描写に変わっています。
リソースパックを使えば、MODやプラグインを使わずとも、マイクラを高精細な世界に塗り替えることができます。
MODやプラグインとの違いは？
マイクラのカスタマイズといえば、「MOD」や「プラグイン」が用いられることが多いですが、リソースパックとの違いについては次のとおりです。
| MOD | マイクラに本来ない機能を追加できる |
| プラグイン | マイクラにある機能を改造する |
| リソースパック | マイクラにあるテクスチャやBGMを別のデータに置き換える |
MODやプラグインは見た目や機能を変えますが、リソースパックは見た目や音に限定したカスタマイズを行います。
MODやプラグインについて詳細を知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
【ローカル】リソースパックの入れ方
ここでは、ローカル環境（自分のパソコン）にリソースパックを入れる方法を解説します。
Java版と統合版で入れ方は異なるので、それぞれ見ていきましょう。
リソースパックには、ユーザーが制作した非公式のプログラムもあります。
導入するリソースパックによっては、少なからずセキュリティリスクが生じます。
リソースパックの導入は、ご自身の判断で進めてください。
Java版の導入手順
Java版のマイクラにリソースパックを導入する手順は、以下のとおりです。
※Windows10での手順
はじめに、導入したいリソースパックを入手します。
リソースパックは、『PLANET MINECRAFT』や『クラフターズコロニー』からダウンロードが可能。
また、YouTubeで個人配布をしている方もいます。
この記事では、『cocricot』というリソースパックを導入してみましょう。
公式サイトにアクセスしたあと、上部のダウンロードをクリックしてください。
Resourcepackをクリックします。
利用規約を確認のうえ、利用規約に同意するをクリックしてください。
しばらくすると、自動的にダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了次第、ファイルをデスクトップに移動しておきましょう。
リソースパックをダウンロードしたら、マイクラを起動します。
「マインクラフトマネージャー」を開いたあと、上部の起動構成をクリックしてください。
新規作成をクリックしましょう。
まずは任意の名前を入力。
バージョンは、リソースパックに合わせて選択してください。
※今回はバージョン1.20.4です。
アサダ
リソースパックとマイクラのバージョンが異なると、エラーの原因になります。
作成した起動構成にカーソルを当て、プレイをクリックしましょう。
マイクラが起動したら、スタート画面で設定…をクリックしてください。
リソースパックをクリックします。
パックフォルダーを開くをクリックしてください。
フォルダが開くので、ここに先ほどダウンロードしたリソースパックを移動しましょう。
ゲーム画面に戻ると、リソースパックが追加されています。
カーソルを当てて、▶マークをクリックしてください。
「選択中」のところにリソースパックが移動すればOKです。
完了をクリックすると、リソースパックが適用されます。
以下のとおりテクスチャが反映されれば、リソースパックの導入は完了です！
統合版の導入手順
続いて、統合版のマイクラにリソースパックを導入する方法を解説します。
以下は、Windows10での手順です。
統合版では、『ノーラグ影MOD』というリソースパックを導入してみます。
ダウンロードページにアクセスしたら、少しスクロールしてダウンロードをクリックしてください。
ダウンロードの完了後、分かりやすいようにデスクトップに移動しておきましょう。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックで開いてください。
ファイルを開く方法のポップアップが表示された場合は、「Minecraft」を選択している状態でOKをクリックしましょう。
ファイルを開くと、自動的にマイクラが起動してリソースパックのインポートが始まります。
「インポート完了」と表示されればOKです。
ちなみに「iOS」「Android」の場合は、以下を参考にリソースパックをインポートしてください。
- 「ファイル」アプリを開く
- 「ブラウズ」を選択する
- 「ダウンロード」を選択する
- ダウンロードしたリソースパックをタップする
- 「設定」アプリから「ストレージ」を開く
- 「ファイル」を選択する
- 「ダウンロード」を選択する
- ダウンロードしたリソースパックをタップする
スタート画面で設定をクリックします。
少しスクロールして、グローバル リソースをクリックしてください。
マイパックをクリックしましょう。
先ほどインポートしたリソースパックを選択して、有効化をクリックすれば完了です！
【サーバー】リソースパックの入れ方
基本的にマルチプレイ環境にリソースパックを適用するには、参加者側（クライアント）への導入も必要です。
しかし、サーバーでマルチプレイを遊ぶ場合は、参加者がリソースパックを導入する必要はありません。
サーバーに導入するだけで、参加者はリソースパックが適用された環境でマルチプレイを遊べます。
ここでは、弊社の『Xserver GAMEs』を例に、サーバーにリソースパックを入れる方法を解説します。
Java版サーバーへのリソースパックの導入方法
以下は、Java版のマイクラサーバーにリソースパックを導入する手順です。
ステップ1：サーバーを立てる
はじめに、リソースパックのバージョンに合わせてサーバーを立てていきましょう。
※今回はバージョン1.20.4
『Xserver GAMEs』でサーバーを立てる手順は、以下のとおりです。
- Xserverアカウントを作成する
- 「ゲームの種類・バージョン」で「Minecraft PaperMC(1.20.4)」を選択する
- お申し込み内容を確認してお支払いする
『Xserver GAMEs』をご利用中の方は、以下を参考に「ゲーム変更」を実行してください。
- ゲームパネルにアクセスする
- ゲーム変更をクリックする
- 「Minecraft」下の変更するをクリックする
- 「変更後のゲーム」で「Minecraft PaperMC(1.20.4)」を選択する
- ゲームを変更するをクリックする
アサダ
「ゲーム変更」には、10分ほど時間がかかります。
『Xserver GAMEs』で立てられるJava版サーバーは、最新バージョンのみです。
この記事では、旧バージョンのサーバーを構築するため、あえて「Minecraft PaperMC」を選択しています。
※『PaperMC』について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ステップ2：リソースパックをダウンロードする
次に、リソースパックをダウンロードしましょう。
引き続き、『cocricot』というリソースパックを例に解説します。
「Java版の導入手順」を参考に『cocricot』をダウンロードしたら、分かりやすいようデスクトップに移動しておいてください。
ステップ3：リソースパックを「MCPacks」にアップロードする
Java版のサーバーにリソースパックを適用させるには、外部のオンラインストレージにアップロードする必要があります。
オンラインストレージに保存されたリソースパックを読み込むことで、サーバーに反映される仕組みです。
この記事では、リソースパックの保存先として『MCPacks』を使用します。
『MCPacks』にアクセスしたら、ファイルを選択をクリックしましょう。
先ほどダウンロードしたリソースパックを選択します。
続けて、Uploadをクリックしてください。
「Download URL」が表示されるので、メモ帳にコピペしておきましょう。
ステップ4：server.propertiesを編集する
次に、『MCPacks』に保存したリソースパックを読み込むよう、「server.properties」を編集します。
サーバーの設定内容が記述されたファイルのこと。
「server.properties」を編集するため、「ファイルマネージャ」を開きます。
ブラウザ上でファイルをアップロードしたり削除したりできるツールのことです。
左側のメニューより、ファイルマネージャーをクリックしてください。
ファイルマネージャが開けばOKです。
ファイルマネージャが開いたら、まず「minecraft」のフォルダをダブルクリックしましょう。
下のほうまでスクロールすると、「server.properties」のファイルがあります。
選択して編集をクリックしてください。
「server.properties」の編集画面が開くので、少しスクロールしましょう。
「resource-pack=」のところに、先ほどメモしておいたリソースパックの「Download URL」をペーストしてください。
ペーストしたあと、更新をクリックすれば「server.properties」の編集は完了です。
ステップ5：サーバーを再起動する
マイクラサーバーを再起動すると、リソースパックが適用されます。
ゲームパネルに戻り、ゲームの操作をクリックしてください。
再起動をクリックすれば、Java版サーバーへのリソースパックの導入は完了です！
ステップ6：サーバーに接続する
最後に、サーバーに接続してリソースパックが適用されているか確認しましょう。
『Xserver GAMEs』のサーバーに接続する手順は、以下のとおりです。
- 「ゲームパネル」でIPアドレスを確認する
- マイクラを起動する
- マルチプレイをクリックする
- サーバーを追加をクリックする
- 任意のサーバー名、IPアドレスを入力する
- 完了をクリックする
- 追加したサーバーを選択して、サーバーに接続をクリックすれば完了！
なお、サーバーを追加するときに「サーバーリソースパック」を「無効」で設定すると、リソースパックが適用されません。
「有効」に設定のうえ、サーバーを追加するようにしましょう。
統合版サーバーへのリソースパックの導入方法
続いて、統合版のサーバーにリソースパックを導入する手順を解説します。
ステップ1：サーバーを立てる
まずは、統合版のマイクラサーバーを立てましょう。
以下は、『Xserver GAMEs』で統合版のマイクラサーバーを立てる手順です。
- Xserverアカウントを作成する
- 「ゲームの種類・バージョン」で「Minecraft 統合版」を選択する
- お申し込み内容を確認してお支払いする
他のゲームをご利用中の方は、「ゲーム変更」を実行してください。
- ゲームパネルにアクセスする
- ゲーム変更をクリックする
- 「Minecraft」下の変更するをクリックする
- 「変更後のゲーム」で「Minecraft 統合版」を選択する
- ゲームを変更するをクリックする
アサダ
「ゲーム変更」には、10分ほど時間がかかります。
統合版のマイクラサーバーの立て方については、以下の記事で詳しく解説しています。
ステップ2：リソースパックをダウンロードする
次に、リソースパックをダウンロードしましょう。
引き続き、『ノーラグ影MOD』というリソースパックを例に解説します。
ダウンロードの手順は、「統合版の導入手順」を参考にしてください。
ステップ3：リソースパックをインポートする
基本的に統合版のリソースパックは、「mcworld」というファイル形式で配布されています。
この形式のままアップロードしても、サーバー上のワールドには反映されません。
一度ローカルのマイクラに「mcworld」をインポートしてから、生成されたフォルダを「zip形式」に変換しましょう。
リソースパックをインポートすると、ローカルの以下フォルダ（パス）に展開されます。
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Packages\Microsoft.MinecraftUWP_8wekyb3d8bbwe\LocalState\games\com.mojang\resource_packs
Windowsキー + Rで「ファイル名を指定して実行」を開いたら、以下のパスをコピペしましょう。
%localappdata%\Packages\Microsoft.MinecraftUWP_8wekyb3d8bbwe\LocalState\games\com.mojang\resource_packs
以下のとおり、リソースパックが格納されているフォルダが開きます。
フォルダをコピーして、デスクトップにペーストしましょう。
フォルダを右クリックして「送る」にカーソルを当て、圧縮（zip形式）フォルダーを選択してください。
zipファイルに変換できればOKです。
ステップ4：Xserver GAMEsにアップロードする
『Xserver GAMEs』にzipファイル化したリソースパックをアップロードします。
ゲームパネルの左メニューより、ファイルマネージャーをクリックします。
ファイルマネージャが開いたら、minecraftのフォルダをダブルクリックしてください。
アップロードをクリックしましょう。
リソースパックを選択して、アップロードをクリックします。
アップロードされたら、リソースパックのzipファイルを選択して、展開をクリックしてください。
続けて展開をクリックしましょう。
zipファイルが解凍されます。
解凍後のフォルダをダブルクリックで開いてください。
表示されたフォルダをドラッグ操作で「resourece_packs」のディレクトリに移動しましょう。
移動できたら、リソースパックのフォルダをダブルクリックで開いてください。
「manifest.json」ファイルを選択して、編集をクリックします。
編集画面が表示されるので、「uuid」と「version」をメモしておきましょう。
それぞれメモしたら、×ボタンで編集画面を閉じてください。
ステップ5：設定ファイルを新規作成する
リソースパックをアップロードしただけでは、サーバーに適用されません。
リソースパックがサーバー上のワールドに反映されるよう、設定ファイルを作成する必要があります。
引き続き、ファイルマネージャでの作業です。
「minecraft」のフォルダ内にある、worldsフォルダをダブルクリックしてください。
Bedrock levelのフォルダをダブルクリックで開きましょう。
まず、新規ファイルをクリックします。
新規ファイルの作成画面が表示されたら、以下の名前を入力してください。
world_resource_packs.json
名前の入力後、作成をクリックしましょう。
次に作成したファイルを選択して、編集をクリックしてください。
編集画面が表示されたら、以下のコードをコピペしましょう。
[
{
"pack_id" : "リソースパックのID",
"version" : [ リソースパックのバージョン ]
}
]「リソースパックのID」と「リソースパックのバージョン」は、リソースパックによって異なります。
「リソースパックのID」に先ほどメモした「uuid」を。
「リソースパックのバージョン」には、「version」をペーストしましょう。
それぞれペーストしたら、更新をクリックしてください。
以上で設定ファイルの作成は完了です。
ステップ6：サーバーを再起動する
最後に、『Xserver GAMEs』を再起動します。
ゲームパネルでゲームの操作をクリックしたあと、「再起動」を選択してください。
以下の手順でサーバーに接続してみましょう。
- 「ゲームパネル」でIPアドレスを確認する
- マイクラを起動する
- 遊ぶをクリックする
- 「サーバー」タブのサーバーを追加をクリックする
- 任意のサーバー名、IPアドレスを入力する
- 保存をクリックする
- 追加したサーバーを選択して、サーバーに参加をクリックすれば完了！
リソースパックが反映されていれば、統合版サーバーへの導入は完了です！
まとめ
今回は、リソースパックを導入する方法を解説しました。
最後に今回の記事のポイントをまとめておきましょう。
- リソースパックを導入すれば、マイクラのテクスチャや音声などをカスタマイズできる
- シングルプレイ時はリソースパックをダウンロードして導入するだけ
- サーバーにリソースパックを追加するには、サーバープロパティファイルを編集する必要あり
自分が管理するマルチプレイサーバーに追加すると、他のプレイヤーもリソースパックが反映された世界で遊べます。
サーバーへの導入方法は少し難しいですが、まずはローカル環境でリソースパックを導入して、どのように世界が変わるか体感してみましょう！
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以下の記事では初心者でも簡単にマイクラサーバーを立ち上げられる方法を紹介しています。検討されている方は、ぜひご覧ください。
アサダ
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