【マイクラ】サーバー運営に必要なルール10個!破られたときはどうする?

マイクラサーバーを運営するにあたり、ルールを設けておくことは大切です。

ルールがあれば、荒らし行為を抑止できるなど、サーバーの秩序を保ちやすくなります。

ただ、どんなルールを作ればよいのか、なかなかイメージが湧かないですよね。

そこで今回は、マイクラサーバーの運営で設けておくべきルールを紹介します。

アサダ

この記事は次のような人におすすめ!

  • 初めてマイクラサーバーを立てた
  • どんなルールを設けるべきなのか分からない
  • ルール違反者への処置について知りたい

この記事を読めば、設けるべきルールが分かり、安心して楽しめるサーバーを運営できるようになりますよ!

それではどうぞ。

事前にゲームルールを変更しておこう

参加者に向けたルールを決める前に、ワールドの「ゲームルール」を変更しておきましょう。

ゲームルールを変更すれば、迷惑行為を抑止できたり、アイテムの盗難を防げたりなど、サーバーの秩序を保ちやすくなります。

以下は、変更をおすすめするゲームルール4つです。

ゲームルール設定値説明
doFireTicktrue/false火が燃え広がるかどうかを設定します。
「false」で設定すると、放火などの迷惑行為を抑止できます。
keepInventorytrue/falseプレイヤーの死亡時にアイテムや経験値を保持するか
設定します。「true」で設定すると、死亡してもアイテムを
保持するため、盗難を防げます。
mobGriefingtrue/falseモブがブロックに変更を加えられるかを設定します。
「false」で設定すると、モブはブロックを壊せなくなるので、
クリーパーで建築物を破壊する迷惑行為に効果的です。
pvp(※)true/false他のプレイヤーにダメージを与えられるかを設定します。
「false」で設定すると、ダメージが無効化されるため、
プレイヤーを攻撃する迷惑行為に効果があります。
※統合版のみのゲームルール

なお、ゲームルールを変更する手順は、以下のとおりです。
※「doFireTick」を「false」に変更する手順

ゲームルールの変更手順
  1. ゲーム画面でチャット欄を開く
  2. 「/gamerule doFireTick false」のコマンドを実行する

基本的なサーバーのルール5つ

それでは、どのサーバーでも設けておくべき、基本的なルールを5つ紹介します。

サーバー参加時に挨拶をする

サーバーに参加するときは、挨拶してもらうようにルールで決めておきましょう。

挨拶は、現実世界においても基本中の基本。
むしろ相手の表情や雰囲気などが伝わりにくい、オンラインの世界こそ挨拶は大切です。

しかし、ルールで決めておかなければ、挨拶しないプレイヤーが出てくるかもしれません。

プレイヤーによって挨拶の有無が変わるのは、サーバー内の雰囲気が悪くなるきっかけになります。

誰もが気持ちよく遊べる環境作りのため、挨拶はルールにしておきましょう。

迷惑行為を禁止する

迷惑行為は、はっきりとルールで禁止してください。

なかには、迷惑行為を許容しているサーバーもあるため、ルールで禁止しておかないと、勘違いしたり穴をついたりするプレイヤーが参加するかもしれません。

以下は、迷惑行為の一例です。

迷惑行為の一例
  • ブロックの設置を邪魔する
  • プレイヤーを閉じ込める
  • 居住区にモンスターを連れてくる
  • 他参加者の土地で建築する
  • ドロップアイテムを横取りする

一度でも迷惑行為があれば、仕返しや真似をするプレイヤーが現れるなど、サーバーの治安は乱れやすくなります。

迷惑行為を抑止するストッパーとして、しっかりルールを定めておきましょう。

チートやツールを使用しない

参加者がフェアに楽しめるサーバー環境を目指すなら、チートやツールの使用は禁止してください。

チートやツールは便利なものの、マイクラのゲーム性を大きく壊すリスクがあります。

以下は、チートとツールの一例です。

チートの一例

時間や天候を変える、アイテムを生成するなど

ツールの一例

クリックやボタンを連打する、特定のアクションを繰り返させるなど

チートやツールの使用を禁止しないと、何でもありのサーバー環境になってしまいます。

マイクラの世界観やゲームバランスを壊しかねないので、チートやツールの使用はルールで禁止しましょう。

バグや不具合を悪用しない

どれだけ注意深くサーバーを運営していても、バグや不具合は起きてしまいます。

バグや不具合の内容によっては、装備アイテムを無限に増やせたり、地面をすり抜けられたりなどの悪用が可能です。

アサダ

バグや不具合の悪用は、「グリッチ」と言います。

フェアな環境が崩れてしまうので、バグや不具合の悪用はルールで禁止しましょう。

加えて、バグや不具合を見つけたら、すぐ報告してもらうようにルールで決めておくと安心です。

他参加者のアイテムを盗まない

マイクラでは、アイテムの盗難に関わるトラブルがよくあります。

サーバーの秩序を守るため、アイテムを盗む行為はルールで禁止してください。

一例ではあるものの、アイテムの盗難には以下のような手口があります。

盗難の手口
  • チェストから盗む
  • チェストを壊して盗む
  • ドロップアイテムを横取りする
  • 他人の畑や採掘場からアイテムを入手する

なお、マイクラ初心者の場合、他人のアイテムかどうかが分からず、悪気なく盗んでしまうケースがあるかもしれません。

無用なトラブルを防ぐため、参加者ごとにエリアを区切るなど、アイテムの所有者が分かりやすくなる対策を取りましょう。

プラスαで設けておくとよいルール5つ

続いては、プラスαで設けておくとよいルールを5つ紹介します。

自分が運営するサーバーに必要なルールか判断しつつ、参考にしてください。

TNT爆弾を使わない

見ず知らずのプレイヤーが参加するサーバーでは、TNT爆弾の使用はルールで禁止しましょう。

TNT爆弾を使えば、広範囲のブロックを一気に壊すことが可能。

「効率よく建築物を破壊できる」「爆破したブロックの一部はアイテム化しない」などの理由から、荒らしの道具として使われるケースが多いです。

とくに誰でも参加できるサーバーだと、悪質なプレイヤーがTNT爆弾を使い、荒らし行為を働くかもしれません。

さらに、TNT爆弾は爆発の範囲が読みにくく、意図せず他参加者のエリアを壊してしまうリスクがあります。

何かとトラブルの火種になりやすいアイテムなので、TNT爆弾の使用はルールで禁止しておくのが無難です。

他参加者を攻撃しない

「PvPサーバー」を除いて、基本的に他参加者への攻撃はルールで禁止することをおすすめします。

PvPサーバーとは

「プレイヤー対プレイヤー」を意味し、プレイヤー同士が戦って遊ぶサーバーのこと。

また、攻撃されたときは、すぐ報告してもらうようにルールで決めておきましょう。

ルール違反の抑制に繋がり、サーバーの秩序を保ちやすくなりますよ。

なお、ワールド全体でPvPを禁止したい場合は、「server.properties」内の「pvp」という設定項目を編集するのがおすすめです。

server.propertiesとは

サーバーの設定内容が記述されたファイルのこと。

「pvp」を「true」から「false」に書き換えれば、手っ取り早くプレイヤー間の攻撃を無効化できます。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

ネザーゲートやエンドポータルを勝手に作らない

正常なネザーゲートやエンドポータルを作るには、座標の理解が必要です。

座標を理解せずにネザーゲートなどを乱立すると、入口と出口の関係が複雑になったり、「混線」というトラブルが生じたりします。

混線とは

関係のないゲート同士がリンクする現象のこと。

そのため、とくにマイクラ初心者が参加するサーバーでは、ネザーゲートやエンドポータルは無断で作らないよう、ルールに明記してください。

配信や動画撮影を許可制にする

自由に配信や動画撮影ができる環境だと、サーバーアドレスや参加者のIDなど、センシティブな情報が世に出る可能性が高まります。

主に身内だけのプライベートなサーバーの場合は、事前に配信や動画撮影の許可を取ってもらうようにルールで決めておくと安心です。

サーバーの負荷になる行為を禁止する

参加者の多い大規模なサーバーは、負荷がかかると重くなったり落ちてしまったりするおそれがあります。

そのため、サーバーに負荷がかかる行為は禁止するようにしてください。

以下は、サーバーへの負荷が大きい行為の一例です。

サーバーへの負荷が大きい行為
  • 経験値稼ぎのモンスタートラップを作る
  • 一か所に動物やモンスターを集める
  • 自動でオンとオフを繰り返すクロック回路を作る
  • TNT爆弾やクリーパーを使って大規模な爆発を起こす
  • 一度に大量のブロックを設置する

すべての参加者が快適に楽しめる環境を維持するため、サーバーへの負荷が大きい行為はルールで禁止しましょう。

ルールを破られた場合は?

参加者にルールを破られたときは、以下の処置を段階的に使い分けるのがおすすめです。

ルールを破られたときの処置
  • kickする:警告
  • banする:処罰(※Java版のみ)

違反が初めてで、かつ内容が軽い場合は、「kickコマンド」を使って警告しましょう。

「kickコマンド」は、指定のプレイヤーを一時的にサーバーから追い出すコマンド。
追い出すとき、プレイヤーの画面に警告メッセージを表示できます。

画像:警告メッセージ

一方で、複数回ルールを破ったり、違反の内容が重かったりするときは、「banコマンド」で対処してください。

「banコマンド」は、指定のプレイヤーをサーバーから追い出し、出入り禁止にするコマンドです。

違反回数や内容によって、「期限付きban」と「永久ban」を使い分けることで、公正なサーバー環境を保てますよ。

ちなみに、「kickコマンド」と「banコマンド」については、以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

今回は、マイクラサーバーの運営に必要なルールを紹介しました。

以下、この記事で紹介したルールのおさらいです。

基本的なサーバーのルール5つ
  1. サーバー参加時に挨拶をする
  2. 迷惑行為を禁止する
  3. チートやツールを使用しない
  4. バグや不具合を悪用しない
  5. 他参加者のアイテムを盗まない
プラスαで設けておくとよいルール5つ
  1. TNT爆弾を使わない
  2. 他参加者を攻撃しない
  3. ネザーゲートやエンドポータルを勝手に作らない
  4. 配信や動画撮影を許可制にする
  5. サーバーの負荷になる行為を禁止する

ルールは、平和なサーバー環境を維持するうえで欠かせません。

これからサーバー運営に挑戦する方は、ぜひこの記事を参考にルールを決めてください。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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